天袋交換について
天袋は、押入れの鴨居の上の部分に設置される収納のことです。用途や設置場所に合わせて様々なタイプをオーダーできます。
オーダーできる天袋の種類
- 押入れ天袋:ふすまのミゾに設置できるタイプや、洋室に合わせたフラットタイプなどがあります。
- リフォーム用天袋:既存のふすまの枠を活用して、洋風のドアに交換するリフォーム用のセットも提供されています。
- 収納ユニット:オフィスなどで使用されるようなストレージユニットとしての天袋もあります。
デザインと素材
引き戸タイプやフラットデザイン、和モダン、洋風など、多様なデザインや素材が選べます。カラーも選べるものが多く、部屋の雰囲気に合わせてカスタマイズできます。リメイクシートを使って、既存の天袋の見た目を手軽に変えることも可能です。
オーダー方法と注意点
多くの販売店では、まず希望のカラーやタイプを選び、その後でサイズの確認や打ち合わせを行う流れになります。特に建具類は大型商品のため、時間指定や日曜・祝日の配送ができない場合があるので、事前に確認することをおすすめします。
📍 天袋の一般的な設置場所
天袋は、主に押入れや床の間の上部に設置される収納スペースを指します。
- 押入れの上部: 最も一般的な設置場所です。押入れと天井の間の空間を有効活用するために設けられます。
- 床の間の上部: 書院造りの和室では、床の間の脇に設置された違い棚の上部にある袋戸棚が天袋と呼ばれていました。かつては格式を表す役割も持っていました。
現代の住宅では和室が減少傾向にあるため、それに伴い天袋の設置も減っていますが、限られた空間を有効活用できる優れた収納として、その価値が見直されています。
🏠 多様な設置場所と活用例
天袋は、押入れの上部だけでなく、さまざまな場所で活用されています。
- ホールやキッチン: 天井付近の空いているスペースを有効活用する収納として、部屋の中だけでなく、ホールやキッチンなどに設置されることもあります。
- エアコンの目隠し: エアコンを目立たなくするために、天袋のスペースを活用して設置されることもあります。格子で覆うことで、冷暖房の効率を保ちつつ、空間のデザインアクセントにもなります。
このように、天袋はデッドスペースになりがちな天井付近の空間を、収納やデザインの一部として活用できる便利

2025-11-07 07:56